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『MN☆F1グランプリ』
11月号
「Paddock News」から
●ハミルトンは擁護されている?
今年、驚異の新人として一躍、有名になったハミルトン。実力は折り紙付きだが、一方で、あまりにさまざまな方面で、擁護されているという声も多い。


ニュルブルクリンクで、彼をコースに復帰させたクレーンのエピソードに続き、ハミルトンは、富士でもFIAからあらゆる形で援助を受けていた。もっとも明白だったのは、アロンソのアクシデントでセーフティーカーが導入され、その後にレースが再開された際にチャーリー・ホワイティングが取った行動だ。ホワイティングは、レース再開時にハミルトンにあまり接近しすぎないよう、コバライネンに指示を出すことをルノーに要請したという。
たしかに、その直前にウエバーとベッテルがクラッシュしたが、だからといって、そのような要請をしたレースディレクターの行為は、正当化できるものではない。これはつまり、FIAが、コバライネンに対して自分の仕事をしないよう、オーバーテイクしないよう、間接的に要請したようなものだ。
 こうした保護主義は、何がなんでもハミルトンを新しいワールドチャンピオン、新たな伝説を刻む希望の星に仕立て上げなくてはならない、と心に決めた人物が司令部のなかにいるような印象を与える。スパイ騒動では、ドライバーたちは関係ない、罰するべきではない、とのことだったが、これまではチームの技術的な反則行為の場合でも、ドライバーたちは無関係だったにもかかわらず、必ず罰せられたことがほとんどだ。
 FIAのハミルトン擁護は、度を超していると言えないだろうか。

「Paddock 裏話し」から
アジアラウンドの合間の休日を利用して、チームスタッフと東京観光を楽しんだベッテルは、午前4時に魚河岸見学に出かけたそうだ。


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